平成23年1月31日、昨年と同じくパレス平安で新年会が開かれました。
受付は午前10時から始まりました。新年会費は男女別額です。男性は酒を多く飲む分、高くなっています。年会費は払ってない人からこの機会に徴収。それに受付嬢は、県人会百周年記念誌の売れ残りもさばき、それぞれ領収証を書かねばなりません。そのような複雑な作業を二人の女性会員がテキパキとにこやかに進めていました。美しい容姿に笑顔を湛えて!やはり長野県の女性は素晴らしい、とだれもが最初から感謝・感激して次々と会場に入っていきます。旦那さんが長野県人で、ことによると二人の奥様は長野県生まれではないかもと思ったのですが、お二人とも長野県出身とのこと。やっぱりと、納得しました。
このあと県歌「信濃の国」を歌いました。1枚目は野神会長の挨拶。2枚目は本日初参加の新人7名が壇上に立ち、それぞれの方々が、自分と長野県との関係を語りました。3枚目は「開会の言葉」を述べる田下副会長。このあと、「国旗と県旗に対し敬礼」「物故会員に対する黙祷」「長野県人会五誓朗読」と厳かに始まりました。
お一人の挨拶が印象的でした。ご本人は長野県人ではないそうですが、少年期のあの敗戦の末期、長野県に疎開したそうです。東京の家が空襲で焼け、たった一人で縁故疎開でない、ある家で過ごしたそうです。その家の方々がとても親切で温かく、それ以来、長野県で過ごした少年時代が忘れられないそうで、今回、入会したのだそうです。大きな拍手を浴びましたが、孤独な疎開児童を温かく受け入れた その家族の方々のおかげで、県人会の全員が何か救われたような気持ちになりました。
≪名司会で厳かに始まり、最後は無礼講に≫